最近観た映画のお話。
90歳の建築家、つばた修一さんと、奥様の英子さん。
お二人が、とても仲睦まじく、ゆっくりこつこつ、つみあげてきた暮らしのドキュメンタリーでした。食べるものや身につけるもの、日々使うものにはしっかりとしたポリシーを持ちながら、大事に育てた庭の土や植物、遊びにくる小鳥に、立て看板に優しくオリジナリティあふれるメッセージを書き込んだり、いつも買い物をするお店の方にお礼の葉書をおくったり。
おもてなしやプレゼントの大好きなお二人。
その暮らしぶりを、間近に感じられる内容となっていました。
日々変化していく環境や状況の中、長年かけて、自分の理想やイメージを想いながら心の赴くままに確実に向かっていくことの大切さ。
柔軟に、目の前に起こることを受け止めながらも、一歩も二歩も先をみながら選んでいくこと。
2時間のストーリーだけでは飽き足りずに、本も購入してしまいました。
ついつい、急いで結果を求めたくなってしまいますが、まだまだ長い人生、
しっかりと先を見据えながら、こつこつ積み上げていきたいな、と思います*